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埼玉.所沢/ キヤリア40" 現役整体師の技と知恵

埼玉.所沢/ キヤリア40" 現役整体師の技と知恵

腰痛はストレスが原因

★腰痛の原因のほとんどは過労やストレスが原因

30代に入ると腰痛になる人の割合が急に高くなる。しかし腰痛で病院を受診しても、手術が必要なほどの重症でないかぎり、鎮痛剤と湿布だけの簡単な治療で終わることが多い。そこで日常的につきまとう腰の痛みを楽にする秘訣を伝授しよう。

▲当院へ通うウェブデザイナーのTさんは、30歳少し過ぎたあたりから、腰の鈍痛に悩まされてきた。仕事柄座りっぱなしの仕事が多い。しかも根をつめてやる仕事である。夕方になると腰から下が鉛のように重くなり、しびれが出ることもある。とりわけ、30代の働く女性にとって、もっとも腰痛を発症しやすい年代といわれている。20代の頃は一晩休めばケロッと回復しても、30代になるとなかなかそうはいかなくなる。
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▲では、腰痛はどんなメカニズムで起きるのか。多くの腰痛はストレスや過労からくる血行不良が原因の場合がほとんど。過労状態が続き、同じ姿勢や同じ動作を長時間繰り返したり、いつも同じ筋肉しか動かさない。このような状態が続くと血流が滞り、筋肉や靱帯が硬直し、結果として神経を圧迫して痛みが走り腰痛となる。

▲このような状況になると毛細血管が詰まり、靱帯や筋肉などの組織が弱り、神経を圧迫しているため、ちょっと前屈みになっただけでギクッとくるのである。長いあいだ腰に負担がかかる仕事を続けているうちに、腰椎のクッションとなる椎間板がすり減って軟骨の突起が形成され、それが神経を圧迫して起こるのが、いわゆる椎間板ヘルニアである。

東洋医学も腰痛に対する考えは西洋医学と同じである。ほとんどの腰痛は冷えからくる血行不良にあることが多い。血流の悪いところは当然冷える。試しに、手の指に輪ゴムで締めると紫色になり、そこを触ると冷たいはずだ。冷えは年齢を重ねるにつれて、女性の体にさまざまな症状をもたらす。

東洋医学の考え方では、女性の体は35歳頃に大きく変わるといわれている。冷えを軽く考えてほったらかしにしていると、腰痛を発症しやすい体質になってくる。では、どうすれば血行が良くなるのか。腰や背中の縮んだ筋肉をストレッチングし筋肉を伸ばしてやる、そして入浴食事の三点に注意するのが大切。具体的には職場では一時間に一回は席を立ち、その辺をちょっと歩くなどこまめにケアする。

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▲意外な盲点は寝るときの姿勢あおむけに寝っぱなしだと、背中や腰が硬くなり血流が悪くなる。朝の目覚めに腰や背中、首がこわばって痛いといった経験はないだろうか。その点、寝相の悪い人ほど体のためにはいいということになる。もし朝の目覚めに背中や腰が痛いときは、アラーの神礼拝のポーズ、正座(足を開いてべた座り)して上半身を前へ倒し手のひらを下に向け、全身脱力してストレッチを習慣づけるといい。

入浴は40度のお湯に20分が目安。体の芯まで温めるならぬるま湯の長風呂がいい。芯まで温まると毛細血管の流れが良くなり、湯上がりに両手足に冷水をかけると湯冷めしない。

食事療法も大事だ。血流をよくする食品を日常的に食べること。不飽和脂肪酸EPAを含むイワシ、サバなどの青みの魚、ヒジキやモズクの成分も腰痛に効くといわれている。ふだん口にする、飲み物も気をつけた方がいい。体を冷やす作用のコーヒー、緑茶を飲むのは日中に、夜は体を温める紅茶やココアといったように口に入れる物はよく考えて摂るようにしたい。

▲また、女性ならではの注意点として、首、お腹、足首の三点を温めることも腰痛には効果がある。特に女性ホルモンが変化する、生理中と排卵日は、体と心の状態が不安定になる。レッグウォーマーや腹巻きを着用して冷えを防ぐ。いま流行のキャミソールやローライズのパンツは厳禁。面倒がらずに小さい習慣の積み重ねで腰痛は防げるし改善もできる。

▲ただし、まれに腰痛をよく調べたら、子宮の病気があったり重い病気が潜んでいることもあるのでいろいろ対応しても改善しない場合は、医師の診断を受けた方がいい。



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